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食も文化もチャンプルーが“おきなわ流
沖縄料理といえば必ず思い浮かぶチャンプルー。豆腐や野菜を炒めたものの総称で、熱したフライパンで豆腐に焼き色を付け野菜とともに炒めて塩で味付けするシンプルかつポピュラーな家庭料理だ。その具材は実に様々で特に調理上の特徴は無いため、「炒めれば何でもちゃんぷるーになる」のが沖縄流なのである。転じて、なんでもいっしょくたに混ぜ合わせることや大らかな沖縄の風土を食文化に限らず“チャンプルー文化”と特色付けたりもする。沖縄の文化をも感じさせる一皿のチャンプルー。現地で様々な味を堪能したい。
アメリカ食材も、すんなり取り込むおきなわ気質
沖縄の食文化にアメリカの食文化が影響していることは疑いようもない事実である。第二次世界大戦後の占領時代に米軍によって持ち込まれた缶入りのポークランチョンミートは、沖縄人の手によってチャンプルーやコンビニでも販売されているポーク卵おむすびなどの具材として使用され、沖縄の食文化に欠かせない存在となった。沖縄の大衆食堂でもっとも安価かつメジャーな定食としてお年よりから子供まで人気のポーク卵にも使われている。こんな形で、沖縄にはその独特の歴史からアメリカの影響を強く受けた食品が多数存在するが、ポークやタコライスのように我流にアレンジされ全く新しい料理として定着しているものもあり、それが沖縄の食文化をいっそう魅力的にしている。
そんな沖縄の食を探しに出かけて見て下さい。